社会起業家って誰のこと?

わかりやすい社会起業活動の定義に、「社会的目標に主眼を置いて行われる活動」というものがあります。社会起業活動に参加する多くの人は、社会的目標に主眼を置いた価値観にしたがって健全で持続可能な事業モデルを発展させること、また、それが社会に良い変化をもたらすきっかけになりえることを信じています。このような背景を踏まえ、「社会起業家とは、社会に変革をもたらす人々のことである」と定義することができるでしょう。

社会起業の本質は、社会的価値観に突き動かされた変革

一般市民と経済界との間によりダイナミックな関係を築きあげるためには変革が必要だという認識のもと、変革を望む声が世界的に高まっています。従来型の企業や金融機関が近年に陥った失敗を教訓とし、安定して持続可能な社会を維持するために、変革が機能することを人々が求めるようになりました。
「変革」という言葉が社会起業家を定義していることに加え、高まる楽観主義が社会起業活動の実践を世界中で広める原動力となっていることも見逃せません。社会起業に対する関心の高まりが、未来に対する明るい見通しを生み出しているのです。

社会的起業活動における英国のリーダーシップ

共同事業の長い歴史を有し、現在も国内で55,000社以上の社会的企業が活動する中、英国は社会的企業や社会起業活動の分野において世界をリードしていると認識されています。

公共の利益に貢献して、社会に好ましい変化をもたらす――そんな社会起業活動の基本的価値観のもとに、社会的企業の情報や成功事例を世界に広める仲立ちをすること。また、活動の拡大に伴って蓄積されている情報、専門的知識、リソースなどへのアクセスを、英国内だけでなく世界中に広げること。そのような活動が、ブリティッシュ・カウンシルの責務だと私たちは考えています。